設計グループ N・Y 2007年入社
デザイン室 A・Y 2004年入社
品質保証グループ K・S 2009年入社
※ 取材時 2025年度の所属
ものづくりへの想い
A・Y:私は商品の容器や箱などのパッケージデザインやディレクション業務を担当しています。美しいデザインや高級感の追求と共に、設計グループとも連携して新しい素材や技術の発掘にも取り組んでいます。
多岐にわたるブランドの商品や販促物などに携わるため、ファッションや異業種のアートや展示会などから刺激を受け、自身の感性を磨いてデザイン表現の幅を広げることも重要な役割です。やはり、自分や後輩が手がけた商品が店頭で輝く姿を見た時やお客さまから好評のお声をいただいた時に、何より大きな励みを感じます。
N・Y:工場や研究所での業務も経て、現在は設計グループで容器開発を担当しています。
以前は化粧品の中身に携わっていたこともあり、ものづくりの初期から完成までを一貫して見渡せるのが自身の強みです。容器設計から試作、改良、量産といった一連の工程を進める際には、特に協力会社様(容器メーカー)との信頼関係が大切。
コミュニケーションの質が品質に直結するので、密な情報交換を心がけています。また、容器設計では「お客様にとって使いやすい」が最優先ですが、実は「工場での生産がしやすい」という条件も必要。両立できた時の達成感は格別です。
K・S:私は新製品開発における品質保証を主な業務としています。品質保証は裏方の仕事ですが、お客様に安心・安全な商品をお届けするための大切な「関所」。
設計・デザイン部門が開発した容器や、研究所・工場が作りあげた中身を、様々なプロセスで総合的にチェック・使用評価を行い、問題が発生した際には迅速に改善提案を行います。「商品」としての品質を評価するため、常にお客様目線を意識することが重要です。
発売前に問題を検知して改善できた時や、これまでの知見を活かしてトラブルを事前に回避できた時などが、役目を果たせて良かったと感じる瞬間です。
あらゆる工程で一切の妥協を許さない
A・Y:デザイン室には、若手もベテランも隔たりなく意見を交わし合う風土があり、業種の枠を超えたアイデアを積極的に取り入れながら“本物”の美しさと高級感を徹底追求しています。
“見せかけの高級感”ではなく、手に取った時に「本物だ」と実感できるように細部までこだわっています。商品、販促物、制服のディレクションまで手がける幅広さの中で、最後の仕上げまで妥協しない風土が根づいていると感じますね。
設計担当など他部署とも協力しながら、最後までデザインにこだわり抜けるのがアルビオンの大きな強みです。
N・Y:設計グループは、細かなスケジュール管理や仕様のやり取りが日常的に飛び交うことから、“体育会系”とも称される活気のある環境です。
品質保証担当とも綿密な連携を図り、開発段階から容器と中身のマッチングの検証や使用試験を重ねるなど、スピード感だけでなく慎重さも大切にしています。トラブル対応にはチームで臨み、協力会社様だけでなく商品開発担当や研究所、工場とも情報を密に共有し、社内外のパートナーと二人三脚で難題を解決していきます。
デザイン性と使いやすさの両立、高い品質への徹底したこだわりは、これまで諦めずにコミュニケーションを積み重ねて築かれてきた設計グループの伝統だと感じています。
K・S:品質保証業務では、企画開発段階からテスト品、商品としての本生産まで、各段階において1品ごとに徹底的なチェックと評価を行い、安心安全な商品をお届けすることに努めています。
発売前の評価では、多くの部門の社員の協力も得て様々な視点から問題を検知しやすい体制を構築しています。また、未開封商品の品質評価だけでなく、使用開始後の商品を6か月後の状態まで確認し、お客様の使用環境を想定した品質確認も徹底しています。万が一問題が発生した場合には、仕様の改良や注意表示文の追加、さらには厳しい場合には発売延期も検討するなど、お客様の安心安全を最優先にした対応を行っています。
A・Y:こうした部門を超えた“妥協しない姿勢”が、ものづくりの現場における強固な連携の土台を築いています。そして何より、アルビオンの商品を愛する想いこそが、私たちが長くこの仕事を続けてこられた最大の原動力ですよね。
これからも「最後までやり抜く文化」を大切に、後輩たちへと確実に受け継いでいきたいと思います。
伝統と革新 未来のものづくり
N・Y:長年にわたる緊密な部門間連携によって培われてきた容器づくりの技術的ノウハウは、その品質を通じてお客様とアルビオンの信頼関係にもつながっていると思います。
そして、容器メーカーの協力会社様との二人三脚で試行錯誤を重ねてきたプロセスを、後輩にもしっかり引き継いでいきたいです。
たとえ技術的に難しい課題であっても、「継続的に模索し続ける姿勢」を絶やさないことが、70年のものづくり哲学の本質だと考えています。
A・Y:これからも既成概念にとらわれず、異業種からの刺激もどんどん取り入れ、アルビオンらしいデザインを更新し続けたいです。
挑戦を応援してくれる会社なので、「こんなことやってみたい」というアイデアの芽を大切に、後輩たちには自由な提案をどんどん形にしてほしいですね。
高級化粧品のパッケージに携われる誇りを持ち、プライドと情熱を忘れないでほしいなと思っています。
K・S:商品の確かな品質は今後もお客様への大切なお約束です。
100年企業に向けて今後の品質保証では、既存の評価手法にとどまらずAIを取り入れるなど、さらなる安心安全な品質を確保する基盤づくりが求められると思います。こだわりを大切にしながら、新しい視点や挑戦心も持って取り組んでいきたいです。







