ALBIONIST

つむぐ、つなぐ。アルビオンの「人」と「仕事」

熊谷ワークライフセンター

品質保証本部 生産統括部 ロジスティクス部
MISSION
一人ひとりの個性を尊重し、
自立へのステップアップを支援する
#品質保証本部
事業内容

アルビオンでは、障がい者の雇用と自立支援を目的に、2011年に熊谷事業所敷地内に「熊谷ワークライフセンター(以下WLC)」を設立。現在、約30名の知的障がい者を雇用し、指導員一人あたり3~4名のメンバーを指導する運営を行っています。WLCでの経験を通して腕を磨いていただき、一般就労できる人材を育てていくことを障がい者雇用の根幹にという構想のもと、業務内容は返品商品の検品をはじめサンプルや宣伝物のセット作業、熊谷事業所内の清掃、包装・仕上げなどの生産支援と多岐にわたっています。

こだわり
幅広い業務体験を通じて自立を支援

WLCの業務は①サンプルセット・DM印刷・検品等の営業支援関連、②商品の包装・仕上げ等の生産支援関連、③熊谷事業所(工場・物流棟・WLC)の清掃、廃棄物の分別や処理等の事業所支援関連の3つの支援業務で構成されています。それぞれの能力・学力・記憶力に個人差があるため、個人の作業力量や毎月の個別面談をもとに、一人ひとりの個性と能力に応じた適正配置を行っています。
また、WLCでは年に一度、メンバー全員の保護者・就労支援センター・生活支援センター・ハローワークの担当者を招いて四者面談を実施。現在の状況から将来の自立に向けてのディスカッションを行い、就労・生活面の支援やバックアップを行っています。

一般就労への道を構築し、
障がい者雇用を循環する

現在、WLCで働くメンバーの平均年齢は27歳と比較的若いですが、今後高齢化が進んで行くことを考え、採用から育成・教育を経て一般就労へステップアップできる道を構築し、障がい者雇用を循環できる仕組みをつくりたいと考えています。また、身体障がい者を受け入れ指導員候補を擁立することで、障がい者法定雇用率の向上にも貢献したいと考えています。

<WLCで働くメンバーの声>
高澤 由佳さん

現在私は、営業支援業務として主にECサイト・百貨店様・専門店様などで使用するサンプルセット、教育用セミナー資料のセットを行っています。私を含め、ワークライフセンターで働くメンバーは数字が苦手なのですが、個人差も大きいので、皆が間違いなく作業ができるように資材の包装単位に合わせて計数したり、セット作業の方法を見直すことで手直しや見直しが少なくなるように工夫しています。セットされたサンプルを梱包する際は、輸送時に変形したりすることがないように、さまざまなサンプルの形に合わせて梱包方法を工夫しています。お客様の元へきれいに届けたい、手にした時に喜んでもらいたいという思いで、皆で作業を頑張っています。
これからもワークライフセンターで色々なことを学び、知識や技術を身に付けていきたいと思います。また今後、さまざまな部署の方々にワークライフセンターのことを知っていただき、メンバー全員でできる仕事の幅を広げて、皆様のお仕事のお手伝いができれば良いなと思っています。引き続き、皆様により一層喜んでいただける仕事をしていきます。