ALBIONIST

つむぐ、つなぐ。アルビオンの「人」と「仕事」

アルビオンらしいパッケージデザインで
お客様の期待に応えるものづくりを
#品質保証本部

2019年入社。品質保証本部・商品設計部・デザイン室に所属し、ALBION、IGNIS、Elégance、IN FIOREなど国内ブランドのほか、ANNA SUI、PAUL & JOEなど国際ブランドのパッケージデザインを担当。
(2022年10月取材当時)

お客様にご満足いただけるものづくりを追求するうえで、商品の中身はもちろん、高級化粧品にふさわしい美しいパッケージデザインも、アルビオンの品質を支える大切な要素です。お客様が商品を手にされた際に、特別な気持ちになれるようなデザインを心がけています。実際に商品を使用されるシーンを想定して、気分が上がるデザインなのか、リラックスできるデザインなのか・・・コンセプトによってデザインがもたらすイメージを変化させることを大切にしています。

デザインを外注しているメーカーも多いと思いますが、アルビオンではすべての商品デザインを社内のデザイナーが行っています。商品の企画からアウトプットまですべてを一貫して社内で行うことができるため、商品のことを深く理解したうえでデザイン制作できるのは、大きな強みだと感じています。

デザインを行う際は、部署を越えた複数名でチームを組んで進めていきます。チームとして仕事をするうえで大切にしていることは、チーム内でプロジェクトに対する想いをしっかり共有すること。メンバー全員が同じ方向を向くことで、より質の高いものづくりができると思います。

今回、新中核シリーズ「FLARUNÉ」のデザインを担当したのですが、「FLARUNÉ」が目指す“まったく新しいシリーズ”というところがしっかり共有されていたため、新しいお客様との出会いを目指した目新しいデザインやカラーリングの提案などを通じて、芯のあるデザインができたと感じています。

また、「高級化粧品」を謳っているアルビオンだからこそ、バルク(化粧品の中身)を引き立てるデザインにすることが求められていると思っています。見た目の高級感はもちろんのこと、退色や品質の変化に対する基準を他社より高く設けているため、見た目だけを考えてデザインするのではなく、バルクとパッケージの材質の相性など、バルクありきで色や透明度、形状を考えることに重点を置いています。
持続可能なパッケージ開発に向けて、環境に配慮した素材を使用したりレフィル対応化も進めていますが、高級化粧品メーカーとして、見た目や手に取った時の質感など高級感を損なうことのないよう細心の注意を払っています。

シリーズやブランドごとにコンセプトは異なりますが、一貫して大切にしているのは「妥協しないものづくりへの姿勢」です。これからもアルビオンの名に恥じない品質とクリエイティビティを追求し、日々デザインと向き合っていきたいです。そしてアルビオンらしさは保ちながらも、まだ誰も見たことがないような、思わず手に取ってみたくなるようなデザインをすることが私の夢です。