ALBIONIST

つむぐ、つなぐ。アルビオンの「人」と「仕事」

妥協なき想いを込めて
最高品質の商品をつくり上げる
#商品開発本部

2017年入社。商品開発本部・商品開発部に所属し、主にスキンケア商品の企画開発を行っている。現在は「IGNIS iO」シリーズを担当。
(2021年10月取材当時)

20代をターゲットにしたブランド「IGNIS iO」シリーズを主に担当し、毎日のスキンケアがわくわくするような、楽しさを感じていただける商品づくりを行っています。商品開発の主な流れは、まず新商品の企画を立案し、目標(お客様へお届けするに値する)品質を設定。その後、研究部にサンプル作成を依頼し、出来上がったサンプルを毎回自分の肌で官能評価を行い、目標品質にたどり着くまでこの作業を繰り返します。そして商品の中身が完成したら、設計やデザインを担う部署とパッケージデザインなどの打ち合わせを行い、出来上がった商品を社内へ伝達します。一つの商品をつくるのに、1年以上かかるイメージです。

商品開発部として求められることは、正しく官能評価ができる力や、そこで感じたことを伝えられるコミュニケーション力だと思います。官能評価とは、人間の視覚、触覚、嗅覚など五感を研ぎ澄まして製品の品質を評価する検査のことで、商品を開発する上で重要なステップの一つです。例えば、ほんのわずかな処方変更でも、想像以上にテクスチャーに変化が生じるため試作回数は増えます。その度に、より良い商品に向けて、自分が感じたことを正確に・齟齬なく研究部へ伝えることが求められます。根気の要る作業ではありますが、ものづくりにかけるこの妥協なき想いが、お客様にご満足いただける商品をお届けすることにつながるのだと感じます。

また、商品開発においては、開発から販売までのほとんどすべての工程を自社内で完結できるところがアルビオンの強みだと感じています。研究部と共に試行錯誤をして出来上がった商品を、工場レベル(量産レベル)でも同じ品質に再現することは簡単ではありませんが、この段階でも決して妥協せず、目標品質と同じものをつくるために社内のたくさんのメンバーが協力してくれています。そして、出来上がった商品の品質を、お客様のもとにお届けするまで安心・安全を保って管理できる環境があるからこそ、常に高品質なものをつくり続けられているのだと感じます。

今後は「次はどんな商品が出るのかな?」と、お客様はもちろんお店様や社内メンバーからも楽しみにしてもらえるような商品づくりをすることが私の夢です。そうなれたら、開発冥利に尽きますね。まだまだ模索中ではありますが、価格以上の価値を感じていただけるような商品をお届けできるようこれからも取り組んでまいります。